平成17年度 土木建設工学課題演習

課題概要


A会場

題  名:株式投資〜ゼネコン版〜
発表者名:18 加納 和広,38 玉井 佑樹,58 平松 博貴,77 横田 直倫
担当教員:深田先生
概  要:最近、ニュースなどでよく“株”という言葉を耳にするようになった。例えば、livedoorや、楽天などのニュースが取り上げられていた。そして今、世間では“株”がブームになっている。
 そこで、私たちのグループでは、果たして土木建設業界の株はどうなのか、株価は上がっているのか、それとも下がっているのかという疑問を持つようになった。そして、仮想上でゼネコンの大手五社の株を各自それぞれ一社ずつ選び、その会社の株を購入したとして、誰が最も利益を上げることができるかというマネーゲームを行った。このマネーゲームを通して株についての知識を深め、また、その知識を生かしてどのように株を選んでいくのか、株の売買を行うかなどを知るために株の研究をすることにした。

題  名:MASによる大型店舗の最適立地条件シミュレーション
発表者名:14 尾崎 正宗,34 高御堂 順也,54 野村 恒太,73 山口 大輔
担当教員:沈先生
概  要:MAS(マルチエージェントシステム)を利用することにより、金沢市もりの里周辺における商業施設の、最適立地条件を求めるシミュレーションをする。それによって店舗を立地させる場合、どの場所に立地させればライバル店舗よりも、効率よく利益を上げることができるのかを調べる。  消費者をエージェントとし、二次元空間にA店舗とB店舗の二つの店舗を仮定した変数を、指定された範囲内で指定して探す環境を基本においてモデルの構築をする。でシミュレーションは、消費者をランダムに発生させ、A店舗、B店舗の位置と店舗間における価格費を変化させることによって最適立地条件を求める。

題  名:辰巳用水を考える
発表者名:12 大矢 和音,31 鈴木 将司,71 望月 苑,51 西川 元気
担当教員:玉井先生
概  要:金沢には「金沢城」「兼六園」「用水」といった歴史ある土木建造物があります。そして、古くからこの金沢の町を流れる多くの「用水」の中でも特に「辰巳用水」は「玉川上水」「箱根用水」と合わせて日本の三大用水と呼ばれることを知りました。そこで、なぜ辰巳用水が日本の三大用水といわれるのか、その理由となる歴史的背景・特徴的な技術を調べていきました。そして調査の結果を踏まえてこの用水を維持することの重要性を考察し、また用水の新しい活用法を提案します。一つの大きな提案として辰巳用水による水力発電を挙げ、その実用性を探りました。

題  名:排水性舗装が金沢に与える効果と使用状況
発表者名:04 荒木 大晶,23 坂田 雅之,43 坪倉 幹浩,63 保坂 桃子
担当教員:キティヨドム先生
概  要:雨の日、車で道路を走行していると、路面に雨がたまり、光が反射して、停止線などがわかりづらくなったり、歩行者に水がかかってしまう場面によく遭遇する.
 特に、石川県は降水量が他都道府県と比較して多い.そこで本課題では、透水効果の高い排水性舗装に着目した.
 まず,排水性舗装とはどういう舗装なのかと使用するメリット・デメリットを調べた.ある程度排水性舗装の使用目的をまとめ,次に金沢市内の道路舗装の現状を調べた.実際に道路を計画・管理している実状には今までの考えとは違う排水性舗装の使用方法やデメリットがあった.そして,実際に道路表面の舗装部分と砂の透水試験をおこない,排水性舗装の透水効果を調べた.それらをふまえ,さらに考察をした.

題  名:交差点における右折直進事故対策
発表者名:11 大石 貴之,30 白上 新,50 成瀬 誉,70 三輪 貴史
担当教員:高山先生
概  要:近年交通事故が増えていることに注目し,県内にある西念交差点と鈴見交差点の右直事故を調査した。
 目的は,この2つの交差点の右直事故が軽減するような案を考えることである。方法は,交差点事故対策の手引きのチェックシートを用いて,2つの交差点に現地調査をしに行った。
 このチェックした結果を用いて,右直事故が軽減するには,交差点をどのように改善すればよいかをソフトとハードの2点から考えた。

題  名:金沢中心街での映画館復活に向けて
発表者名:05 飯塚 聡紀,24 作田 夕香,44 中尾 健志,64 星田 裕介
担当教員:木俣先生
概  要:金沢の中心街に昔は香林坊シネマストリートがあったが、郊外にシネマコンプレックスができたことで閉鎖され、今はミニシアターがあるのみである。車を持っている人には郊外シネコンは便利であるが、持たない人はなかなか映画を見に行くことができない。気軽に映画を見ることができるように、金沢の中心街にシネコンを作ることができないだろうか。
 そこで、採算性(コストと需要)を調べることで、実現性を検討した。コストにおいては金沢郊外のシネマコンプレックスと比較し、evenになることを証明することによって仮定し、需要においては中高生を対象としたアンケートや、中心街で街頭アンケートをとることによって調べた。
 また採算性以外にも、映画館建設による中心街の回遊性UPなどの+α要素の活用提案も行う。


B会場

題  名:卯辰山トンネル内の大気調査
発表者名:09 稲口 直志,28 島本 恵梨子,48 中山 祥子,68 宮崎 純一
担当教員:関先生
概  要:我々はテーマを環境に決め、そのテーマで何について発表するかを考えた。いくつかの候補の中からトンネル中の大気について調べることにした。またトンネル中にあるファンに着目しどういう役割を果たすのか調べることにした。そこで、我々は身近にある卯辰山トンネルを調査することにした。どのようにトンネル内の大気の調査をすればいいか分からず先生に聞いたところ、ガス検知管で濃度を測れることを知りガス検知管を使うことにした。ファンについては金沢河川国道事務所に聞き資料を送っていただいた。今までトンネルの中の大気のことなど気にしたことはなかったがこの調査で様々なことを学ぶことができた。

題  名:金沢大学(角間キャンパス)の交通問題とその解決策
発表者名:02 油谷 勇佑,21 小林 直史,41 塚本 拓也,61 福田 正輝
担当教員:川上先生
概  要:現在金沢大学角間キャンパスにおいて、降雪時におけるバスの乗車拒否や大学周辺の交通渋滞、またそれにともなう交通事故の増加、環境問題、さらに無許可の自動車の増加など様々な交通問題が生じている。工学部や薬学部の移転により角間キャンパスに通学する学生が増加したことによってこの問題はさらに深刻になっており、それについて不満をもっている学生も多い。私達のグループでは、それらの問題を解決するために、まずは他大学について調べ、その交通手段やサービスを参考にし、さらに金沢大学の特徴と現状を踏まえたうえで、最終的にどのようなサービスを行うのがよいのか、また何を変えていくべきなのかを提案する。

題  名:繊維がコンクリートの強度特性に与える影響について
発表者名:06石田 明子,25櫻井 陽平,45中川 俊之,65前田 総一郎
担当教員:久保先生
概  要:最新コンクリートの中の一つである繊維補強コンクリート(高じん性セメント系複合材料)というものを知り、どのような性能を示すかについて興味を持ち、繊維がコンクリートの強度特性にどのような影響をあたえるのかを調べてみることにした。自分たちでいくつか配合案を考え、実際にコンクリート打設を行った。フロー試験、自分たちで考えた漏斗試験、そしてオートグラフを用いた載荷実験などにより、コンクリートの流動性、強度特性などの比較をした。自分たちの作ったコンクリートの流動性、強度の二つの観点から繊維がコンクリートに与える影響について考察した。なお、比較のために市販品を企業から取り寄せ同様の実験も行った。

題  名:振動問題の考え方と一般住宅における耐震工法
発表者名:10 江口 朋代,29 下山 友希,49 長尾 亮太,69 宮脇 達也
担当教員:高原先生
概  要:建物の揺れ方は振動の大きさだけではなく建物と振動の周期特性に左右されるということを模型実験によって確認した。実験には2階建ての銅製の模型を用いて荷重、補強の有無や入力振動の周波数の違いによる振動特性の変化を調べた。実験から模型の固有振動数のわずかな違いによって同じ入力振動に対して増幅率が大きく異なることが分かった。また補強として斜材を付加することで模型の剛性は大きく高まり耐震効果が高いことが示唆された。さらにこれらのメカニズムをふまえて現在実際に行われている一般住宅への耐震工法について、振動方程式を用いて工学的に分類し、その特徴や費用対効果を考慮した我々の最適工法を紹介する。

題  名:地震・防災に関する学校・学生の意識と対策
発表者名:03 天沼 康平,22 小林 正昭,42 辻 和也,62 福本 将秀
担当教員:北浦先生
概  要:地震大国である日本において、今、東海大震災や南海大震災が心配されています。そこで、金沢に大規模な地震がおきる断層があるのかを調査しようと思いました。そして金沢には、活断層があったのでこの断層が起こす地震の規模や発生確率を調べました。大規模な地震がおきる可能性が十分あると知った私たちは、その地震が発生したとき学生や学校が対策を取れないのではないのかと疑いました。そして、アンケートをとり大学の防災規定を調べるうちに、学生の意識の低さや学校の対策が不十分であることがわかりました。その調査結果を元に他大学との比較をするなどして、これから学生や学校がどうしていけばよいのかを提案したいと思います。

題  名:金沢大学角間地区への通学手段に関する調査
発表者名:16 梶田 啓介,36 舘 佑介,56 東 啓太,75 山田 雅之
担当教員:沼田先生
概  要:金沢大学角間地区へ通学する時,交通量が多く危険なので,今後の角間地区への快適な通学の参考になればと思い,このアンケート調査を行うことにしました。アンケートでは,学生の晴れの時と雨の時での交通手段の違い,各交通手段の所要時間,金沢大学の駐車場について,金沢大学へ行く時に最も交通量が多くなる角間坂についての質問などをし,学生が現在の通学状況についてどのようなことを考えているのかを調査した.このアンケートの結果をグラフにし,わかりやすくまとめ,学生が危険だと感じている交差点に実際に行ってみてなぜその交差点が危険なのかなどを検証した.またアンケート内容以外にも学生が感じていることを調査し,通学を快適なものにするにはどうすべきかを考え,まとめた.


C会場

題  名:ガラスリサイクルコンクリート
発表者名:15 小畑 貴史,35 竹内 俊雄,55 蓮實 裕樹,74 山崎 達夫
担当教員:鳥居先生
概  要:「ものづくり」、「リサイクル」、「コンクリート」をテーマとして議論した結果、ガラスリサイクルコンクリート(GRC)を製造することに決定した。私たちがめざすGRC製品は、今までにない光を透過するコンクリートであり、また廃棄ガラスを利用することで石川県リサイクル認定をクリアすることを目標とした。細骨材としてガラスカレット、粗骨材としてビー玉を利用し、型枠には空き瓶を用いた。完成したGRC製品は、型枠、ビー玉の部分が光を透過し、また、リサイクル認定基準を満たすことに成功した。実際に製品を見てもらいたい。

題  名:木製ガードレールの実態
発表者名:01 穴口 智也,20 唐沢 格,40 千葉 史織,60 福島 幸宏,79 渡邉 綾子
担当教員:梶川先生
概  要:私達は今日まで無意識の中に森林のもたらす多面的な恩恵に浴してきた。しかし‘恵みの森林’を守り育ててきた‘中山林’は過疎と高齢化の荒波を受けて育成林意欲が喪失し、森林の荒廃が急速に進んでいる。森林の様々な機能をお金に換算すると、74兆9900億円になるといわれている。その森林機能が失われたら・・・。今こそ、一人一人が‘森林の恵み’を再認識し、森林支援に対しての理解と協力が求められる時代ではないだろうか。森林が果たす多様的な公共的機能が再評価され、自然環境への関心が高まる中、一方で「自助努力でも活性化は困難」と厳しい認識を示し、森林の健全化の為には、「様々な森林機能の恩恵を享受している国民全体の支援強化が必要」としている。そこで、森林の資源管理の活用的視点から土木的な技術支援策の一つとして木製ガードレールが開発された。

題  名:金沢のヒートアイランド現象
発表者名:19 鎌田 嵩之,39張 明,59 ファイルルS,78 若林 祐太
担当教員:古内先生
概  要:ニュースや新聞などで単純に温暖化やヒートアイランドと言っているが、実際に自分達が住んでいるエリアではどのようなことが起こっているのか、実際誰も知らないのではないかということで、金沢市内のヒートアイランドの様子およびその軽減作用について調べる。温度の計測方法として実際に街中を歩いたりし、そのデータからみえてきたクールスポットの効果や土地利用による温度の違いなどを述べる。また、まとめとして今後ヒートアイランドにたいしてどのように対処していくべきかを結論として発表する。

題  名:金沢市におけるバリアフリーの現状
発表者名:13 岡本 泰輔,32 砂原 啓人,52 根尾 祐一郎,72 森川 祐輔
担当教員:近田先生
概  要:私たちは、バリアフリーと最近叫ばれているが、本当にそれが実現されているのかと思い、金沢市におけるバリアフリーデザインについて調査した。主に、金沢駅と石川県庁の施設のバリアフリー充実度、そして今流行のノンステップバスの使用における安全性、快適性などの問題点や現状を考察した。そして、そこから自分たちが思ったことや感じたことをまとめ、改善策を提案する。

題  名:河川改修に伴う淡水魚類の変遷と復元に向けて-浅野川を対象に-
発表者名:08 伊藤 康文,27 篠野 誠,47 中村 早紀子,67 明翫 奈々
担当教員:斎藤先生
概  要:本研究では,河川改修による淡水魚類の生息域や個体数の変化を調べ,河川改修に伴う淡水魚類の変遷を把握する.さらに,本来生息が期待される魚類の生息環境の復元『ビオトープ化』に着目し,浅野川を対象に,現状把握とその方策を検討した.調査手段は,インターネットでの情報収集および県庁での聞き取り調査を行った.結果として,浅野川では,河川改修に伴う河川構造物が多数存在し,魚の移動が妨げられていることがわかった.改修以前の生態系を復元するためには,堰提の機能を残しつつ魚類の移動を可能にすることが必要であり,堰提によってできる落差工を小さくすること,魚類が困難なく移動できる魚道を十分に機能させる必要であることがわかった.

題  名:金沢における惣構堀の現状・住民の意識と新たな利用方法の提案
発表者名:07 伊藤 裕章,26 左古 英三,46 中庄谷 洋祐,66 松葉 涼
担当教員:小林先生
概  要:1600年に内惣構堀、その十年後に外惣構堀が金沢城の周りに二重に建設された。当初は防御施設として造られたが、現在では用水などに変容してきた。高度経済成長期には惣構堀の暗渠化・幅員縮小が進められ、店舗の一部や駐車場に変化し、金沢の風情が失われている。そこで、まず惣構堀の現状調査を行い、現在どこがどのように残っているのか調べて、昔の地図と現在の写真を照らし合わせながら紹介する。また惣構堀沿いの住民を対象にアンケート調査を行い、単純集計・クロス集計と集計結果からの考察をする。そして、それらを踏まえたうえで今後どのように整備をすればいいのかを提案する。

題  名:ディーゼルエンジンの排ガスとその対策
発表者名:17 片山 大輔,37 田畠 伸洋,57 東川 純,76 山道 康平
担当教員:畑先生
概  要:キーワードとして与えられたのは排気ガス、浮遊粒子状物質(SPM),NOx、ディーゼルエンジンなど大気環境と人間活動に関わるものであった。ここから研究テーマを「ディーゼルエンジンの排気ガスとその対策」とし、はじめにディーゼルの現状をインターネットなどで調べた。調べた結果、ディーゼルの環境問題が排気ガスに含まれる粒子状物質によるものであることがわかった。そこで、ディーゼルエンジンの排気ガスにどのようなものがどれくらい含まれているか疑問に思い、北鉄バスの排気ガスをサンプリングしてPM濃度や性状観察、成分分析をした。その結果をまとめ、どのような対策があるのか考えた。