2年生 土木建設工学課題演習 発表会 概要集

                                  2005.1.14()

 

A−1 相澤栄治、小野寺大、菅原淳、羽部雄介

『金沢における魚道の現状』

河川の堰やダムによって川がせき止められ、川と海を行き来できなくなった回遊魚のために魚専用の通り道である魚道について調べました。調べていくうちに魚道の中にはちゃんと機能していないものも数多くあることがわかりました。そこで金沢にある魚道は機能しているかどうか、犀川のくらつき用水と大野庄用水にある二つの魚道を例にあげて検証しました。

 

A−2 明田都、尾花祥隆、關屋寛達、濱野仁樹

『県内の国道の交通課題』

私たちは、冬になると市内の国道での渋滞が繰り返されることに気づき、原因を調べるとともによい解決策がないか考えてみることにした。過去の大雪を受けて、県でも多くの有効な解決策を実施するようになり、除雪面ではそれなりの効果が見られる。しかし情報面においては未だに十分に対応できておらず、今後の大きな課題になることが分かった。その中で他に有効な対策はないか、私たち自身で考えてみた。

 

A−3 浅井健史、折田雅彦、仙福太郎、深谷巡

MASを用いた交通シミュレーション』

MAS(Multi Agent Simulator)を用いて交差点での車の流れをシミュレーションし、そこから得られるデータをもとに交差点での車の流れについて考察する。具体的には片側1車線の交差点における右折レーンの有無・信号のサイクルを変化させることによって、交差点における車の流れにどのような影響を与えるかについて考察する。

 

A−4 浅藤吉明、柿崎陽太、竹迫圭祐、藤田和也

『トンネルの壁の剥落と最新技術について』

私たちは、山陽新幹線の北九州トンネルの壁のはく離、福岡トンネルでのコールドジョイントの発生、上越新幹線のトンネルが地震により壊れたという事実を受けて、トンネルは本当に安全なのかという疑問を抱きこのテーマに至った。そこで、これらのことを調べ、原因を探った。さらに、実際にトンネルの工事現場に見学に行き最新のトンネルの施工法について調べ、従来のトンネルと最新のトンネルについて違いなどをまとめる。

 

 

A−5 安次富裕亮、霍佳、田代和寿、藤田早紀 

『公共交通、バス』

自動車の密集は環境問題をはじめとするさまざまな問題を引き起こす。人が密集しておらず交通量も少ない農村では問題にはならないが、金沢市は県都であり人口が密集し通行量も多いため、軽視することはできない。市内の自動車を規制するためにはそれに代わる公共交通機関が必要になるため我々はバスに注目した。そのため目的を市内の主な移動手段の自動車からバスへの変換、すなわち人のバス需要の促進とし、金沢大学の学生を対象とするアンケートの結果を用いて、料金・路線・本数、停留所、デザイン、環境への負荷などの点からより魅力的なバスを考案していく。

 

A−6 天笠真吾、角海啓太郎、谷英治、正井晶

『金沢大学(角間)周辺の交通と道路環境整備の現状調査』

金沢大学工学部の角間キャンパス移転によって若松町、田上町、旭町、鈴見町、田井町などの地域に今後ますます交通渋滞などの諸問題が予想されます。そのような背景から僕達は現在のこれらの地域の交通状況を調査することによって問題点を見つけ、今後の諸問題に対応していこう考えました。またこれらの地域の道路環境整備についても調査しています。調査はアンケート調査と現地調査によって行っています。これらの調査が今後の道路交通を円滑にし住みよい街づくりの参考になればと思っています。

 

A−7 天野隆宏、金子愛、田村信二、松田康彦

『なぜ普及しないETC??』

現在,高速道路の渋滞対策のために,ITSの一環としてETCが設置されています.しかし,4年経った現在でも利用率が約25%という低い値となっています.そこで私たちはなぜETCが普及しないかについて,関心を持ち調べることにしました.まず,ETCの概要について調べて,さらに現在の普及状況を調べることによって普及しない主な原因を,車載器とそれ自体の取り付け費用が高いためと考えました.そこで私たちは,そのデメリットを補う以上のメリットを考え,さらにETCを普及させるための提案をします.

 

A−8 荒井久也、兼平望美、露木裕文、松野早苗

『角間新キャンパスにおけるシックビルの現状 〜アルデヒド類濃度を調べて〜』

角間新キャンパスができ、土木建設工学科が移転するにあたって、今話題のシックビルの影響を見逃せないと思い、主な原因であるアルデヒド類の濃度を実際に測定した。測定はアルデヒド吸着管を用いて、自然科学1号館の137階の各学部(薬学部、理学部生物学科、工学部物質化学工学科)および小立野キャンパス3箇所の全12箇所で行った。その結果を元に、基準値と比較しながら使用建材や換気システムに着目して考察する。

 

A−9 荒木和義、亀田淳子、徳島美幸、右馬恭子

『視程による大気汚染観察』

私たちは大気汚染の指標として一部で用いられている「視程」に興味をもち、実際に金沢市の視程観察を行った。また、長年研究を行っている人のデータから大気汚染の現状を把握し、美しい景観を取り戻すにはどうしたらよいかを探った。

 

A−10 池内健太郎、河内昭徳、富永勇、見延篤

『障害のない都市づくり』

私たちはバリアフリーデザインとユニバーサルデザインについて調査し、今後の都市づくりにおけるバリアフリーデザインとユニバーサルデザインの重要性について考えました。方法としては現在のバリアフリーデザインとユニバーサルデザインについての問題点や現

状を、金沢駅や県庁、金沢大学薬学部を例にとって考えました。それらから自分たちの思ったことや感じたことをまとめました。

 

B−1 石井敏博、串田隆昭、豊島祐樹、本舘孝文

『公園の今を見る』

超高齢化社会を迎えようとしている現代では、バリアフリーやユニバーサルデザインが重要視されています。僕たちの班は、様々な人たちが利用している公園にそれらはどのように応用 されているかを調べ、実際の公園を例に挙げ発表します。また、金沢市役所や合同庁舎が近くにあり中心街も近いため人が多く集まる場所にあるのが中央公園です。その金沢の重要な場所に位置する中央公園をユニバーサルデザインの観点から評価し、いくつかの問題点を挙げ、自分たちなりに改善していきます。

 

B−2 泉周作、黒瀬康夫、道井博久、森幸央

『理想の水族館を造る』

我々は水族館について論じる。

水族館の建設において、土木建設工学を学ぶものとして関連する特に四つの分野(水質環境、耐震構造、景観、素材)について調べ、それによって得られた現在の水族館の持つ問題や課題をどのように解決し、これからの水族館に繋げることができるのかを述べ、さらに以上をふまえ石川県内に新しく水族館を建てる場合の提案をする。

 

B−3 茨城和、小澤国大、中込裕子、森亮

『角間キャンパス駐車場における混雑解消を考える』

最近の角間キャンパス駐車場の混雑に対し、私たちは学生へのアンケートや北鉄バス、金沢大学へのインタビューなどをもとに対策を考えました。その中で候補となる案を三つ・・・提案します。ひとつは駐車場の拡大、ふたつめは有料化による車通学の制限、みっつめはバス通学の推進です。それらを比較検討して、もっとも良い案を私たちの結論とします。

 

B−4 今北裕哉、小原英人、中田裕史、森田佳希

『金沢の洪水』

昨年、新潟県と福井県で集中豪雨によって洪水が発生し、大きな被害をだした。そこで金沢を流れる犀川、伏見川、浅野川のハザードマップを新潟・福井豪雨と洪水実績地図をもとに作成した。また、アンケートを実施し、洪水に対する意識調査を行った。これらの結果をもとに、金沢での洪水の危険性を検証し、各自ができる洪水対策や洪水発生時においてすべき行動についてプレゼンテーションする。

 

B−5 岩井慎太郎、小林拓実、中野希望、山岸永

『斜面崩壊』

斜面崩壊の発生に関する考察を、私たちは実際に砂を用いて水槽内で縮小化した斜面をつくり、それを崩壊させることでその発生過程を観察するという方法で行った。しかし、実際の斜面崩壊を縮小化したモデルで再現することは困難であり、実験は失敗の連続とその失敗からの改善策の発案の繰り返しであった。最終的には、それらの改善策を総括した実験の結果と実際の崩壊現象とを照らし合わせて考察をまとめた。

 

B−6 岩田賢司、桜井尚紀、中山あずさ、山田春樹

『きれいな川を保つために』

今現在河川というものは人間が直接河川から受けている恩恵を忘れがちになり河川をないがしろにする傾向がある。その結果年々汚れてきていることは否定できない。そこで川をきれいに保つことについて検討したい。まず川を汚す原因となる事象を理解しそれに対して有効な対処法を模索せねばならない。その際主な原因となるものが生活排水と水質事故である。前者に関しては家庭における排水に的をしぼりその現状と川に与える影響を調べその対処法を出してみる。後者に関しては工場における排水が主であり前者と似たような形式で同作業を行う。

 

B−7 及川実、佐々木貴惟、長坂昌朗、山本純志

TSUNAMI

日本では、地震や台風などの自然災害が原因で津波がしばしば発生し大きな被害をあたえていきます。津波から都市を守るための手段として防波堤などがあります。しかし防波堤では、防ぎきれる津波の大きさに限界があります。自然がもたらすこの津波に対しての被害は、とても大きなものであり都市の復旧・復興対策には時間がかかります。これからこのような被害が起きないように効果的な非難誘導や一般市民の災害状況認識能力の向上などが必要です。

 

B−8 大字隆、笹谷拓己、長田嘉文、吉岡辰朗

『角間坂の除雪の現状と対策』

昨年の大雪において、角間キャンパスへの通勤・通学は非常に困難になることを多くの教職員や学生が体験した。そこで、私たちは積雪時に角間坂で頻繁に見られる自動車の渋滞やバスの遅れなどの問題に対して調査を行った。具体的には、学生や職員が角間坂の除雪について抱いている不満や考え、大学への道路を実際に除雪を行っている自治体、バス会社の考え、融雪装置設置の必要性、などの現状を調査し、角間坂における除雪を効果的に行うにはどうすればよいのか、さらに第2期の移転後における対策案について検討を加

えた。

 

B−9 大関洋平、佐藤良恵、西出明生、李娜

『浅野川の水質』

浅野川は夏に飛び込む人がいる程、身近な川であるが本当にきれいなのかどうか気になり、浅野川の水質について調べてみることにした。まず、実地調査をおこなった結果、生活排水や下水処理水の流入が確認された。そこで、浅野川流域の排水処理の現状を調査するとともに、石川県の水質測定結果を整理し、その影響を検討した。最後に、浅野川とそこに流入する排水路水および下水処理水を採水して詳細な水質分析を行い、これらの影響を明らかにした。

 

B−10 大薮泰二朗、里見俊輔、橋本隆史、若尾純也

『エネルギー問題と太陽電池』

私たちは現代の大きな課題であるエネルギー問題について考えました。その問題の解決策として自然エネルギーである、太陽光に注目しました。現在のエネルギー事情、太陽電池の構造、種類、変換効率などについてまとめて、さらに自作太陽電池実験を行いました。そこから自分たちにできることや、将来みんなができるエネルギー問題解決策を考えてみました。

 

B−11 小野博司、下川渡祐介、橋本秀樹、和田悠

『辰巳用水の価値』

辰巳用水を残すという目的のために「辰巳用水の価値」を主題に、調査、研究を行った。調査は辰巳用水の歴史など基礎知識をみにつけてもらうことを意図としている。そして、研究は自分たちの観点を金額という共通尺度で表わし、より分かりやすく「辰巳用水の価値」を主張する。以上から、「辰巳用水には、いまでも十分に残す価値がある」ということがわかり、それを主張したいと考える。