土木建設工学課題演習発表概要(2008年1月25日)

第1会場

14:5015:15

題  名:金沢市内における大気汚染の現状 

発表者名:01 荒金 延明,22 金児 将宏,43 中野 晃太,64 侭田 仁(1班)

担当教員:関先生

概  要:近年、世界中では大気や土壌、水質の汚染、地球温暖化、さらには環境難民など、環境問題が深刻化しています。そこで私たちはこの環境問題に着目し、現在私たちが生活している金沢市内の大気汚染について調査することにしました。

今回私たちは車から排出される排気ガスが大気汚染の大きな原因だと考え、排気ガスの成分である二酸化炭素、窒素酸化物の濃度の測定し、交通量との比較と二酸化炭素の発生量の算出を行うことにしました。

 導き出された測定値と計算で求めた理論値をもとにそこからわかる金沢市内の大気汚染の現状を把握し理解を深めた。また、今回の課題演習で足りなかったことや問題点などあげ次への課題とした。

15:1515:40

題  名:地震被害からの復興 〜修復の有効性〜 

発表者名:02 荒木 裕甫,23 北川 輝,44 仲野 未紗,65 水崎 洋佑(2班)

担当教員:高原先生

概  要:能登半島地震が発生し,多くの住宅が被害に遭った.どのような方法で復興を行っているのかについて調べていくと,住宅を新築するだけでなく,修復という方法もあることがわかった.ところが,修復できる住宅でも解体,撤去され,今後伝えていくべき歴史的な住宅や景観が消えつつある.そこには,修復があまり世間に広まっていないことが関係していた.そこで,修復についてさらに調べた結果,新築時の費用の3分の1程度の費用で行えたり,短期間で作業が終了できたりすることから,大変有効的であることがわかった.修復の有効性について調査,検討していくことにより,修復という方法がより多くの人々に知ってもらいたいと感じた.

15:4016:05

題  名:ごみ削減にごみ有料化は有効なのか 

発表者名:03 有岡 潤平,24 喜成 悠希子,45 西村 政輝,66 南方 洋祐(3班)

担当教員:高山先生

概  要:ごみの排出量を減らすための有効な手段として、いくつかの都市でごみの有料化が実施されている。私たちの研究ではごみの有料化がごみの排出量削減に有効であるのかを検討した。有料化している都市としていない都市のごみの排出量推移を比較した結果、ごみ有料化の効果は一時的であり、一定期間立つと効果が見られなくなることがわかった。また有料化に対する意識調査をおこなったところ、「有料化によるごみの減量」の意識があまり高くないことがわかった。これらのことからごみの有料化はあまり効果的ではない、という結論に達した。しかし全体的に見るとごみの排出量は減少している。これには何か別の要因があるのかもしれない。

16:0516:30

題  名:金沢大学の省エネについて 

発表者名:04 五十嵐 大佑,25 勝,46 畑中 健吾,68 宮本 祐介(4班)

担当教員:近田先生

概  要:近年、二酸化炭素の排出による地球温暖化や化石燃料の枯渇による問題などの対策として様々な活動が行われています。その中でも特に省エネルギーは一般家庭でも行われるほど手軽な環境対策として取り上げられるようになってきた。

 では、金沢大学においてはどのような省エネ活動が行われているのでしょうか。そのことを疑問に思い、金沢大学における太陽光発電や照明設備などの省エネ設備、及び節電の呼びかけなどの省エネ活動について調べ、最先端の技術や他の大学の省エネ活動と比較し、金沢大学の省エネ活動向上への今後の方針を考察・検討する。

16:4517:10

題  名:金沢市の発展と環境汚染 

発表者名:05 石本 りえ,26 久保田 純平,47 平野 寛高,69 明嵐 直樹(5班)

担当教員:沈先生

概  要:自分たちの住む金沢市は、昔に比べてものすごい発展を遂げている。道路が増え、特に山側環状が開通してからは、自動車での行動範囲が広がり、石川県の自動車保有台数も年々増えている。このように、自動車社会になりつつある金沢市の路上における浮遊粒子状物質濃度は場所によって、あるいは時間によってどのようになっているのかを、今回調査することにした。実測するポイントとしては、交通量による影響をわかりやすくするために、交通量の差がある地区を取って実測した。また、同じポイントで、ラッシュアワーと、そうでないときの2回実測を行い、時間による影響も調べた。この結果を元に、考察、まとめを行った。

17:1017:35

題  名:山側環状の道のり 

発表者名:06 伊藤 直洋,27 佐藤 誠,48 平野 宗治,70 森國 浩一(6班)

担当教員:中山先生

概  要:環境問題を考えたときに最初に思い浮かんだのが、車の排気ガスによる大気汚染であった。そこで、この金沢では、一つの対策として、山側環状が挙げられます。山側環状は私たちの日常生活に密接したものであり、生活に必要不可欠な道路となりつつあります。さらには山側環状全線開通によって、金沢中心部の渋滞緩和が期待され、それによって二酸化炭素排出量の減少が見込まれています。そこで、山側環状が整備される前後の金沢全域の各交差点の交通量の推移を調査し、それによって中心部の渋滞緩和などの期待された効果が得られているかを考えていきます。

17:3518:00

題  名:ディーゼル排ガス中ナノ粒子の毒性評価と大気環境への影響 

発表者名:07 犬伏 章文,28 四十九 俊光,49 平本 雅志,71 紋谷 真菜(7班)

担当教員:畑先生

概  要:近年ナノ粒子がそのさまざまな特性から注目されているが、粒子の大気中での挙動や、サイズによる性質の違いなどまだ解明されていないことが多く、それらに関するデータも十分にないのが現状である。ナノ粒子の発生源として比較的身近にあるのが自動車だが、その中でも人体への影響が大きいとされているディーゼルエンジンから発生するナノ粒子に注目した。そこで、実際にディーゼル車からの粒子を大きさで分けて捕集した。そして、それぞれに含まれる有害物質の量や成分を分析し、ディーゼルエンジンの排気ガスの影響があまりないと思われる金沢大学自然研での結果と比較することで、粒子径による毒性の違いと、大気環境への影響を考察した。

 


土木建設工学課題演習発表概要(2008年1月25日)

第2会場

14:5015:15

題  名:夢のマイホームデザイン 

発表者名:08 井上 卓哉,29 白井 聡,50 廣野 敬,72 矢野 励(8班)

担当教員:深田先生

概  要:わたしたちのテーマは、自分の理想の家をデザインすることです。しかし、ただ自分の理想の家をデザインするだけでは面白みがなく、研究としては少し物足りなさを感じたので、幾つかの条件と一人一人個別のテーマを設定し、それに基づきその中で自分の理想の家をデザインしました。

  この研究を進めていくうちに家を建てる上でさまざまな問題や難しさに気がつきました。家を設計したことがないわたしたちにとって、坪数や資金、家のスペースの利用についての知識がないという問題がありました。しかしこのような問題も自分たちで調べ、話し合うことで解決し、ついに夢のマイホームが完成しました。

15:1515:40

題  名: 

発表者名:09 岩田 弘明,30 杉浦 匠,51 深尾 大輔,73 山下 翔太(9班)

担当教員:古内先生

概  要:ヒートアイランド現象とは都市部の気温がその周辺に比べて、異常な高温を示す状況のことである。ここ数年金沢でも駅周辺の整備や郊外の発展に伴い、大型施設が建設され、交通量が増加し、ヒートアイランド現象が起こっているのではないかと考えられる。

 そこで、実際に金沢駅や竪町、中央公園の気温を計測し、自然研の同時刻の温度と比較した。この結果が、土地利用(緑化率・市街化率)、天気、交通量、季節、人口とどう関係しているかについて考察し、ヒートアイランド現象が金沢でも起きているかどうかを結論付ける。

15:4016:05

題  名:金沢大学学生の地震防災意識 

発表者名:10 貴暁,31 須田 雄,52 藤井 三志郎,74 大和 裕也(10班)

担当教員:前川先生

概  要:近年、国内では地震災害が頻発し、去年にも能登半島地震や新潟県中越沖地震が発生,今後も大地震の発生が懸念されます.この班ではこうした地震災害を軽減していく上で,地震防災意識の向上が重要な要素の一つであると考えました.そこで,金沢大学学生の地震防災に対する考え方を把握するということ,地震防災の重要性を理解してもらいたいということを研究の目的として,金沢大学の学生を対象とした地震防災意識に関するアンケートを実施しました.この発表では,アンケート結果を分析・考察したものをグラフにして紹介していくとともに,不足していると考えられる地震防災に関する情報について紹介していきたいと思います.

16:0516:30

題  名:未来が危ない日本の橋 

発表者名:11 江川 史将,32 関根 弘貴,53 藤原 一孝,75 山本 純也(11班)

担当教員:桝谷先生

概  要:昨年、世界で多くの橋梁が崩壊したことに対して興味を持ち、研究テーマとしました。まず、世界の橋梁事故について原因を調べ、橋梁問題の現状を知り、世界でこれだけの事故が起こっているということは日本でも十分におこりうることであると考え、日本の橋梁は安全なものであるかどうかを検証しました。日本の橋梁は高度な技術により50〜60年経過してもなお正常に機能している橋梁は数多くあります。また、材料の面でも非常に高性能なものも開発され、実用化されています。しかし数年後、日本の多くの橋梁は高齢化し、補修などのメンテナンスが必要となってきます。そこで、土木を学ぶものとして今後すべきことを考察する。

 

16:4517:10

題  名:日本の土木予算 

発表者名:12 延命 諒一,33 孝直,54 古田 拓也,76 山本 慎之介(12班)

担当教員:松本先生

概  要:この講義を通じて行政単位での土木費の使われ方や今後の課題について調べた。具体的な例として日本、石川県、金沢市をあげた。また、あまりなじみのない区についても調べた。このテーマを選んだ背景として大規模な公共事業への住民からの批判が近年増加している。そして、土木費はどのような振り分けされているのか疑問に思ったからである。

 活動内容としては班員それぞれが担当した行政単位の土木費の利用状況を調べ、共通している内容では、同じグラフを作成しわかりやすくまとめた。そして、それぞれのまとめでは各行政単位での問題点をあげ、最終的に今後の土木費の使われ方についてまとめた。

17:1017:35

題  名:緊急地震速報は有効か? 

発表者名:13 大月 紳司,34 晴佳,55 古谷 雅和,77 山本 智恵(13班)

担当教員:宮島先生

概  要:平成1910月より始まった緊急地震速報が本当に有効であるのか、またどのように活用することで被害を軽減できるかについて調査した。

緊急地震速報の仕組みとその限界の調査・人々の認識を調べるためのアンケートの実施・緊急地震速報を使って実際に取り組みを行っている宮城県の事例の調査・中越沖地震並びに能登半島地震の際に緊急地震速報が導入されていた場合、どれだけ人的被害が防げたか病院でのアンケート資料をもとに調査を行った。

これらの調査から、個人や社会全体が緊急地震速報に対する意識を高めておくと緊急地震速報は有効であるとわかった。

17:3518:00

題  名:雪と戦う僕らの未来 

発表者名:14 大野 亜季奈,35 武澤 宗太朗,56 不破 みや子,78 横山 直樹14班)

担当教員:村田先生

概  要:金沢市は日本でも有数の豪雪地帯の一つであり、金沢大学周辺でも冬期に多くの積雪、道路などの凍結が見られるなどの多くのトラブルを抱えている。しかし凍結対策は十分に整えられておらず、自動車による事故が多発しているのが現状である。そこで、今後の交通事故件数の減少のために何かできる事はないかと考え、この研究を進めて行くことにした。金沢大学周辺では冬期におけるサークルK周辺の事故が目立っている事より、交通事故の危険性を理解し運転しているのかを検証するためスピード測定や停止距離の実験を行った。また、道路の凍結防止策を調べた上で金沢大学内の道路にはどの方法が適しているのかを検証し事故防止のための策を練った。

 


土木建設工学課題演習発表概要(2008年1月25日)

第3会場

14:5015:15

題  名:液状化現象と粒度改良工法 

発表者名:15 岡田 磨香,36 武田 和朗,57 星野 惇,79 横山 将希15班)

担当教員:矢富先生

概  要:2007年は日本各地で地震が起こったことから、地震の被害について調べていたらその中でも特に液状化現象による被害に興味を持ち、その対策がいかに重要であるかを知り、液状化現象の対策工法の一種である粒度改良工法を実験的に検証しようと思い、実行した。液状化現象のメカニズムとその対策は密接に関わっており、粒度改良工法は液状化現象のメカニズムの中でも特に実験に基づいた対策であるため、それを調べることは非常に意義深いものだった。

15:1515:40

題  名:ヒートアイランド現象 

発表者名:16 岡本 裕也,37 田中 孝治,58 苑子,80 吉村 拓良(16班)

担当教員:由比先生

概  要:人類は昔から自然環境を資本として利用しながら文明を発展させてきた.このため,現在においては原始的な狩猟採集生活と比較してはるかに高い生産力を実現し,文化的な生活を送ることが可能になった.しかし,自然環境を利用する方法を誤ると,必然的に自然環境に負担をかけることになり,それは環境問題として姿を現し,私たちはまさに今その問題に直面している.

そこで,私たちは数ある環境問題の中から,近年金沢市でも懸念されはじめている都市部の急激な気温上昇に着目した.都市部の発展に伴い深刻化していくヒートアイランド現象が私たちにどのような影響を与え,どのような解決策を投じるべきか,現状や原因を踏まえて考察する.

15:4016:05

題  名:石川県の観光事業 

発表者名:18 奥野 菜美,38 谷井 俊覚,59 増井 仁志,81 六佐 公補(17班)

担当教員:五十嵐先生

概  要:近年,日本は以前の財政難を乗り越えたと言われている.しかし景気の回復傾向は緩やかであり,まだまだ予断の許さない状況である.石川県も例外ではない.郊外では過疎化が進み,主な企業も不足している.このままだと今はまだ良いかもしれないが,今後はどうなっていくか不安である.将来,夕張市のように財政再建団体に認定されるところも出てくるかもしれない.そこで,不安が感じられる経済状況の石川県を,観光で活性化させることを考える.石川県を宣伝する例として釣りバカ日誌や,利家とまつなどを例に挙げてその有用性などについて調べる.また,それらをふまえて石川県の今後の観光事業の展開を考察する.

16:0516:30

題  名:橋を一日で造る 

発表者名:19 小澤 辰徳,39 遠田 真澄,60 桝谷 亜紗子,82 脇田 康介(18班)

担当教員:池本(敏)先生

概  要:昨年能登半島地震が起きたことを受け、防災復興に対する意識がますます高まった。私たちは構造の分野に興味があったので、土木系の構造物で緊急時に必要とされるもの考えることにした。そこで、今回緊急時における架橋をテーマにすることにした。まず始めに、現在ある方法で短期間で架橋できるか調べ、緊急時の架橋の速さは自衛隊も優れているので、自衛隊の架橋方法を調べる。これらを参考にし、新しい緊急時用の架橋を提案する。私たちで設定した条件の中で案を出し、実際に今ある構造力学第2までの知識を活用し、できる限りの構造計算をする。そして、人や車も通れるよう安全性が確保されているかを構造計算により示す。

 

16:4517:10

題  名:水の味と健康  

発表者名:20小澤 嘉敬,40 中井 惇弥,61 松下 忠己,*41 杉本 亮輔(19班)

担当教員:池本(良)先生

概  要:日本は水に恵まれている。水道も完備されていて、そのまま飲んでも病気にならない水が常に供給されている。世界的に見ても日本の水道水はかなり安全である。過去には水の中の微量な有毒物質が問題になったり、殺菌に用いている塩素のカルキ臭や水源の微生物によるカビ臭が問題になったりするなど、水に関する話題が至る所で浮上した。そんな中、水道水離れも目立ってきており、水道水以外の水にも意識が向けられるようになってきた。ここでは水とからだの関係について、水道水の味と健康について、ペットボトル水などの味と健康についてそれぞれ調べてみた。

17:1017:35

題  名:境界面における内部波の挙動 

発表者名:21 小柳 琢利,41 中川 潤,62 松田 良介,*07 荒木 拓真(20班)

担当教員:石田先生

概  要:我々のグループは、まず先生の部屋で見せてもらった波が見ることのできるおもちゃに興味が惹かれ、実際にそのおもちゃを真似て作ってみることにした。作ってみて実際に触れることによってそのおもちゃには内部波というものが発生していることがわかった。それがおもちゃのおもしろさの根幹になっていることを先生に教えていただき、内部波について詳しく知らなかった我々はそこに着目し、水と層になる流体を探し出し、内部波の構造を分析してみることにした。このような内容をその場で聴いて理解することは難しいと考えたので、発表には映像を織り交ぜた発表を行う。

17:3518:00

題  名:金腐川にみる河川改修事業と今後の展望 

発表者名:22 香水 提介,42 中田 正文,63 松村 翔平,*80 谷津 成輝(21班)

担当教員:楳田先生

概  要:金腐川は石川県金沢市を流れる大野川水系の二級河川である.金腐川は川幅が狭く,勾配が急で,洪水や水害が多く,昔は暴れ川とされていた.過去の水害では川が流出することもあるほど水害が多かった.金腐川の河川改修事業は主に,護岸・築堤・掘削の3つである. 

  金腐川の河川改修事業はすでに基準を満たしているが,金沢市内の他の川はまだ基準を満たしていない川も多い.財政的に困難な部分もあるために,考え方が「防災」から「減災」になってきている.

  これからは住民が個人でインターネットで公開されているハザードマップや川の水位を確認し,住民自ら災害に対して意識し,注意を向けることが必要である.